これがあるないでブラックだ!なんて決めつけ方ができないのは承知ですが、
働く上でのエンジニア生活/社会人生活に多少覚悟はしておいたほうが良いためまとめておきました。
「商流が深い」とは?
システム開発の多くは、クライアントから直接システム開発をお願いされた1次請け開発会社さんが「人員が足りない!こんな人材がほしい!」という理由で別会社(ビジネスパートナー)に声をかけ、開発の現場に別会社(ビジネスパートナー)さんがいるなんてことはよくあります。
別会社さんが「2次請け」、また別会社さんも「人が足りない!」という理由で「3次請け」会社さんに頼るような構造があります。
3次請け、4次請けになっていくことを「商流が深い」なんて言い方をします。
イメージは↓こんな感じです。
「商流が深い」となにがだめなの?
同じ仕事内容でも商流が深いだけで、かなりお給料が変わってきてしまいます。
エンジニアさん1人ひとりには基本的に「単価」というものが決まっており、「この現場でこの技術力で働くとしたらあなたは毎月いくらの価値があるのか」という認識で問題ないです。
よくお給料が決まる仕組みとしては、「お給料は単価の〜%」なんて説明をみるとおもいます。
低いところだと単価の40%、高いところだと単価の70%くらいがお給料の基準です。
そのため実際にみなさんが毎月もらえるお給料は↓こんな感じになるはずです。
参照元:https://sysprimary.co.jp/document/images/pdf/engineer-point.pdf
※だいたい単価の45%くらいがお給料になるとしたら、
A社さんの商流ちょっと浅いと「あなたの価値」は65万なので、給料29、30万円くらい
B社さんの商流1つ深いと「あなたの価値」は60万なので、給料は26、27万円くらい
みたいな問題があります。
同じ仕事しているのに給料が3万円違うってことも覚悟した上で、入社の可否を考えましょう!
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