エンジニアさん視点の履歴書の見え方
他の職種は一旦おいておいて。
エンジニアさんが履歴書や職務経歴書、その他のドキュメント類をみるときに1つ特徴があるので、そちらをお伝えします。それは、「文章から背景を読み取ろうとする意識」です。
普段エンジニアさんがシステムを開発するにあたって、仕様書や設計書などのドキュメントがあり、そのドキュメント通りに実装・コーディングをするかたちで開発が進みます。
システム開発においてはドキュメントを作成する人とコーディングする人が違うことはザラにある点や、システムを納品する際にドキュメントもクライアントにお渡しするケースがある点も踏まえると、
ドキュメントの正確性 = エンジニア(開発会社)の信頼 という考えから、文章のミスはないのか徹底して探す習慣や、ミスなのかどうかわからない場合でも文章からそのミスの意図を探る習慣がついている人も少なくありません。
みなさんには、履歴書を送るにあたっても限りなく文章のミスをなくすことを意識し、「ミスないよね?」など友達に確認をとってから送っていただくことをおすすめします。
実際に何を見ているの?
特に履歴書に絞って見ているポイントは↓こんな感じだと思います!
文章のミス
- 技術ワードの正確さ ×「python」 ◯「Python」
- 省略の記載 ◯「Amazon Web Service(AWS)と記載した後にAWSというワードを使う」
- 半角文字が適切か ×「GoogleTagManager」 ◯「Google Tag Manager」
- 不必要に改行、半角、全角が入っていないか、または、適切に段落わけされているのか
- 文字サイズやフォントへの統一感、または、強調したい文字へのサイズ/太字対応は適切か
- 履歴書内の各テキストボックス(セル)のサイズと文字量の比率は適切か
- Excelで不必要にセル結合をするなどを通して、他の人が編集しづらいファイルになっていないか
配慮面
- 履歴書に「未記入」と「記入なし」を使い分けているのか ×「 」 ◯「 - 」
- 記号を用いて見やすい履歴書を意識しているのか 「・」リスト 「氏名:」 などなど
- 環境依存文字を使っていないか
(半角カタカナや丸囲み数字などは文字化けにつながる可能性) - 文章が長くなりすぎていないか
(何文字以内で句読点、改行などのルールを決めているのか) - 履歴書の件名から内容と氏名が把握できるの
- 提出時点でA1のセルにアクティブセルが移動しているのか
- 印刷時に適切な幅感になるのか
- PDF化した際に文字化けや画像のズレがないことを事前に確認しているのか
ぜひご自身の履歴書と照らし合わせてみて、「大丈夫かな」なんて確認してもらえればとおもいます!
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